「見よ、飛行機の高く飛べるを」の舞台となるのは名古屋にある女子第二師範学校という、今でいうと高校生くらいの人たちが学校の先生になるために通う学校です。
一部の生徒や先生は”東京言葉”で話しますが大多数の登場人物は当然名古屋弁で話します。
配役も決定したということで今日は稽古場で方言指導会が開かれました!
講師の先生は都内の高校で国語教師として教鞭をとっていらっしゃる櫟木茂義先生です!
先生は名古屋出身で、これまで越光先生が「見よ、」の演出をされる度に方言指導として座組に参加なさっています。
ご自身も演劇を経験されて、現在も演劇部の顧問をされているそうです。
私達が想像しやすい身近なものに例えて、時折笑いも交えながら、とてもわかりやすく教えて頂きました。全体練習が終わったらそれぞれグループにわかれての集中レッスンです。
上の三枚の写真は、男性グループ、女性グループ、主要キャラクターなどに分かれて教えて頂いているところです。(後ろには演出の越光先生も!)
また、櫟木先生は稽古初日から何度も稽古場に足を運んで下さり、稽古が休憩に入るとキャスト一人一人に対して入念にご指導頂いています。
どんな小さな質問にも丁寧に答えていただき、わからないところは何度も何度も一緒になって練習に付き添っていただきました。
最初は英語の授業を受けているかと思うくらいイントネーションなどが普段の言葉と違い、自分が使っている言葉とのギャップに戸惑っていましたが、聞いているうちにだんだんと耳になじんできます。全く違う言語なのではなく、過去日本で使われていた歴史が詰まった方言で、それは今にも通じているんだ、といういろいろな発見があった指導会になりました。
ちなみにご紹介しておくと、今回の「見よ、」では現在は愛知県西部で使われている「名古屋弁」と、愛知県東部で使われている「三河弁」が登場します。方言にも是非注目してみて下さい。
最後に京都出身の「木暮婦美」ちゃんのキャストへの個別指導!本物の京都弁に感動でした!
それでは次回更新をお楽しみに。
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