2014年8月24日日曜日

衣裳合わせ&髪型講習&舞台美術作り

学生スタッフ制作部ブログ担当です。

昨日でキャスト紹介が半分終了したので、今日からはスタッフ紹介を交えたスタッフ作業の紹介をしていきたいと思います。
今日はこの間行われた衣裳合わせの様子と、髪型講習の様子、舞台美術を作っている様子をご紹介します!

まずは衣裳合わせ。衣裳部を中心に、業者の方にもってきていだだいた膨大な量の衣裳を役ごとに整理して並べていきます。


その間に別の場所ではヘアメイク指導のエイミー前田先生の指導のもと、髪型講習が行われました!明治時代に合わせるために髪型もその時代にしていたという「束髪」を習いました!


カーラーで髪にくせをつけてどんどん高さをつけていきます。そのカーラーを一つつけるのにもプロの技が光っていました!


完成!モデルはB班大槻マツ役石川治実さんです。(後ろでまとめているのはB班安達先生役山本みなみさん)本番ではこれを学生たちも参加して作り上げます。ぜひ髪型にもご注目ください!
髪型がひと段落したら次は衣裳合わせです!


一役ひとつ衣裳の入ったカゴをもらい、A班、B班とっかえひっかえどんどん合わせていきました。稽古場にずらっと並んだ衣裳を着けた皆さんは圧巻でした。写真は衣裳合わせ待ちのB班の様子。残念ながら衣裳の写真は載せられませんが、是非劇場でお確かめください!

続いて、舞台美術作りをご紹介します。
舞台美術とは、演劇空間を作るために作るもののことで、演じられる舞台によってさまざまな形をとります。今回は明治時代の師範学校が舞台ということで学校の中の一部を再現しています。
そのための大きなパネル作りを舞台美術指導として参加してくださっている鈴木健介さんのご指導の下、舞台美術を作る工房、「六尺堂」で美術部が製作してきました!


まずは図面をみて詳細な打ち合わせ。自分の身長より大きいものを大人数で作るので情報の共有が欠かせません。


木の薄い板(ベニヤ)を運んでくっつけて、木材を測って決まった長さに切りそろえて、その木材を骨組みにしてパネルを作っていきます。


パネルを作ったら寸法を再確認して、紙やすりで微調整して、色を塗っていきます!


こちらは本当の色を塗る前の下地塗り。撮影係で行ったブログ担当も手伝いました。とても暑い中差し入れで頂いた麦わら帽子をかぶり、日が暮れるまで作業は続いていきました・・・。
この下地塗りが終われば本来の色塗り。とても鮮やかな色になる予定なのでこちらも是非劇場でご覧ください!

今日はここまで!この作業のほかにも小道具づくりや座組ユニフォームづくり、だんだん本番へ向けての準備が本格的に進んでいます。公演は表のキャストたちだけでなく、こういった裏方の仕事もあって、初めて成立していきます。
明日からはこういった裏の立役者であるスタッフ紹介をしていく予定なのでお楽しみに!
それでは今日の越光先生!

ハットがとてもお似合い!今日もわざわざお声をかけていただいて撮らせていただきました。

それでは次回更新もお楽しみに!

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